金庫選びは、金庫のおおよそのサイズを決めましょう。お客様の事情による返品はお断りしているのでサイズが合わないと無駄になってしまいます。
実際に金庫を設置するスペースがどのくらいあるのか実際に測って確認しましょう。
測るのは、幅、奥行き、高さ。さらに、ドアの開閉スペースが確保できるか、設置場所に運ぶための通路の幅等も確認が必要になります。
金庫の外寸は、商品詳細の「W●●mm×D●●mm×H●●mm」になります。Wは幅、Dは奥行き、Hは高さをミリメートル単位で記載しています。
据え置き作業等のことも考慮してぎりぎりではなく、少し余裕あるサイズを選ぶのがいいと思います。

次は入れる物の大きさ、量を確認します。用紙サイズでご確認頂くと分かり易いです。

用紙	サイズ
B5	182×257mm
A4	210×297mm
B4	257×364mm
A3	297×420mm<

ファイルで保存している場合、用紙サイズよりもファイルが大きい場合があります。実際に入れる物のサイズを測っておく必要があります。
金庫の内寸は、商品詳細の「W●●mm×D●●mm×H●●mm」をご確認いたします。Wは幅、Dは奥行き、Hは高さをミリメートル単位で、また、容量は、リットル（L）単位で記載しています。
長期に使用することを考えると、余裕のあるサイズの金庫を選んだほうが便利です。

次は、収納する物の特性を考慮します。美術品や磁気メディア等、変形や劣化しては困る物については注意が必要です。品物の特性を以下の表からご確認いただいき適正な耐火性能を有する金庫をお選び下さい。
また、温度以外に、収納物によって湿度の影響も受けるものがあります。その場合は、耐湿性の考慮も必要になります。

※あくまでも参考でお考え下さい。使用環境により誤差がでますのでご注意下さい。

収納物	温度
現金、権利証、重要書類、小切手等	JIS177℃
綿、麻	140℃
熱硬化性プラスチック（フェノール、メラミン、ポリエステルなど）	120～180℃
熱可塑性プラスチック（スチロール、ABS、ナイロン、塩ビなど）	80～100℃
レントゲンフィルム、写真用フィルム、マイクロフィルム（アバチュアカード、マイクロフィッシュ、ジャケット、ストリップフィルム）	80～100℃
マイクロフィルム（ロールフィルム）	80℃
映画用フィルム、合成紙	80℃
洋画、日本画、掛け軸	80℃
宝石（ダイヤモンド、ルビー、サファイア、アレキサンドライト、ヒスイ）	180℃
宝石（キャッツアイ、エメラルド、オパール、琥珀、真珠）	65℃
刀剣類、IC、トランジスタ、カメラ、時計	65℃
磁気テープ、ビデオテープ	JIS66℃
フレキシブルディスクカートリッジ	JIS52℃
光ディスク	50℃

見落としがちなのが金庫の重さになります。
重さは、設置場所（重さに耐えられる構造か）と防犯性（持ち去りにくい重さか）の両面で検討する事になります。
設置場所に何kgの物まで置けるかは、建築会社、家主（賃貸の場合）等に問い合わせしていただくと分かります。
金庫の重さは、商品の詳細ページの「質量」でkg単位で記載されています。
また、重さにより送料、据え付け費等が異なりますのでご注意下さい。